アヴェ・マリア
アヴェ・マリアといえば、グノーかシューベルトかカッチーニが有名ですが、マスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲をアヴェ・マリアにアレンジしたものがあります。
このCDにも入っていますが、中丸三千繪さんの美しい歌声にうっとりしてしまいます。
この元の間奏曲は、この曲だけが単独で、オーケストラやフルート&ピアノ(またはハープ)でよく演奏されますが、この度この中丸美千繪さんの歌のとうりにフルートとピアノで演奏したいという生徒さんからの希望があり、昨日私がパソコンで楽譜を作りました。
その生徒さんは、ボランティアでの演奏活動もされているので、この曲もどこかの会場で発表されることになると思います。
この元の間奏曲は、私もよくオーケストラの中でフルート奏者として演奏しましたが、なんとフルートパートは最後のロングトーンしかないのです。私も20代のころ広島交響楽団のエキストラで何度かこの最後のロングトーンだけ吹きました・・・
で、それから25年くらいたった昨年2017年11月、そのカヴァレリア・ルスティカーナをしかもオペラ全編をオーケストラ1stフルートで演奏する機会に恵まれました。大変美しい音楽で、有名なのは間奏曲なのですが、わたしはオペラの冒頭がとても好きでした。広島オペラアンサンブルの公演で「リタ」「カヴァレリア・ルスティカーナ」の二つのオペラを広島センチュリー管弦楽団で演奏しました。
今年も2018年10月13日14日にボイトの「メフィストフェレ」というファウストを題材にしたオペラアンサンブルの公演があります。私もオーケストラ1stフルートで演奏する予定なので、とても楽しみです。このオペラを演奏するのは2回目です。前回よりも理解を深めてよい演奏ができるといいなと思っています。
井田美穂フルート教室 広島市中区東平塚町にある教室です。
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